新刊『うさぎまでのおさらい』完成と展示のお知らせ

新刊『うさぎまでのおさらい』

空想製本屋の本間あずささん監修の元、製本が終わり完成しました。
中野活版印刷さん、空想製本屋さん、エモリ紙工さん、そして出版社ビーナイスさんと、
今回の仕上げも手製本となり、一冊を贈りだすために本当に沢山の方々のご協力を頂きました。


こちらの本のお披露目は4月6日から本屋Titleにて始まる展示にて。
まずは、展示会場のみの限定販売となります。




「うさぎ、泣く、わたし、くま」nana inoue solo exhibition  『くままでのおさらい』『うさぎまでのおさらい』刊行記念
会期  :  2017年4月6日(木)ー 2017年4月23日(日)
会場  :  Title 2Fギャラリー 東京都杉並区桃井1-5-2 
入場料 :  無料 
営業時間:12:00 - 21:00(最終日は19時まで)
定休日:毎週水曜・第三火曜
http://www.title-books.com/event/2611
※在廊予定 4月23日17時〜
その他の在廊日程については随時Twitterアカウントにてご案内していきます。https://twitter.com/nana_log


※4月10日に予定しているトークイベント「本をつくるということ」は満席となりました。沢山のお申込み、有難うございました。
http://www.title-books.com/event/2620

舞台「くままでのおさらい」

舞台「ウラオモテヤマネコ」に続き、美術家 Painter kuro氏による、舞台「くままでのおさらい」の開催が決定しました。
自分の描いた絵本が、一人の美術家のフィルターを通して、新たに舞台として世界が創り上げられる…
こんなふうにコラボレーションが出来ることを喜びつつ
舞台は舞台として原作から独り立ちしているものとして、一観客の目線で純粋にその世界を楽しみたい。


舞台終了後、原作『くままでのおさらい』の朗読とPainter kuro氏とのショートトークも予定しています。
絵本はもう読んだよという方も、是非、舞台『くままでのおさらい』をご覧いただければ嬉しいです。


舞台『くままでのおさらい』
開催日  5月26日(金)
時間   19:00〜20:15(開場 18:30)
開催場所 浜田山会館ホール 〒168-0065 杉並区浜田山1丁目36番3号
Ticket  前売り2800円(学生1800円) 当日3500円
主催 ハート・トゥ・アート
※チケットのお申し込みはこちらより http://peatix.com/event/250579





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※4月6日よりスタートするTitleでの展示情報が朝日新聞デジタルへ掲載となりました
http://www.asahi.com/area/event/detail/10253411.html


4月10日に予定をしている、トークイベントお席が少なくなってきました。
ご検討中の方はお早めにお申し込みください。→満席となりました
TALK EVENT「本を作るということ」
井上奈奈(作家)× 本間あずさ(空想製本屋)× 中野好雄(中野活版印刷店)
http://www.title-books.com/event/2620

展示のご案内「うさぎ、泣く、わたし、くま」

荻窪の書店、Title2Fギャラリーにて4月6日より展示を開催します。
お披露目するのは目下制作中の『うさぎまでのおさらい』という小さな一冊と原画たち。
去年の秋に刊行した絵本『くままでのおさらい』でちらりと登場するうさぎが主人公の物語です。
展示では二つの世界をいきつ戻りつ、もう一つの「おらさい」を知ってもらえたら----



「うさぎ、泣く、わたし、くま」nana inoue solo exhibition 
『くままでのおさらい』『うさぎまでのおさらい』刊行記念

会期  :  2017年4月6日(木)ー 2017年4月23日(日)
会場  :  Title 2Fギャラリー 東京都杉並区桃井1-5-2 
入場料 :  無料 
営業時間:12:00 - 21:00 定休日:毎週水曜・第三火曜
http://www.title-books.com/event/2611

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※4月10日、19時30分より、今回の本作りでお世話になった、お二方とのトークイベントを予定しています。
下記URLよりご予約の上是非ご参加ください。

TALK EVENT「本を作るということ」
井上奈奈(作家)× 本間あずさ(空想製本屋)× 中野好雄(中野活版印刷店)
詳細・お申込み http://www.title-books.com/event/2620

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展示協力:ビーナイス  中野活版印刷

新刊絵本『うさぎまでのおさらい』

今年に入ってから頭の中はうさぎで一杯-----
新作絵本『うさぎまでのおさらい』の刊行が、出版社ビーナイスより今春に決まりました。
去年の秋に『くままでのおさらい』を出版して以来、ずっと描きたくてたまらなかった物語です。



うさぎの絵、墨1色だと「剛毛うさぎ!」と思われるかもしれませんが、
本番ではこちらの版は二版に分けられ、体の部分は薄いグレーを指定し、
フワフワうさぎに仕上がる予定。
そしてお目々は朱。
特殊な印刷方法を採用する時、刷り上がりを想像しながら制作を進めるのも楽しみの一つです。


出版は今年の4月を予定。
荻窪の本屋Title2Fギャラリーにて、原画と共にお披露目します。

「船と装丁」2

tobufune5周年企画/「船と装丁」


年末からずっと取り組んでた企画「船と装丁
tobufuneの小口さんよりデザインが仕上がってきました。
先日は出力の確認へ。
紙と色のパターンを変えて数種類を仕上げてくださったのですが、どれもそれぞれに良すぎて一つに絞れないという贅沢な悩みが発生。
結局最終選択はtobufuneさんへ委ねることに・・・。



私が今回の企画で装画を担当したのは、池澤夏樹さんの著作『夏の朝の成層圏
漂着した南の島での生活。自然の試練にさらされ、自然と一体化する至福の感情。それは、まるで地上を離れて高い空の上の成層圏で暮らすようなものだった---------(「BOOK」データベースより)

装画 井上奈奈 装丁 小口 翔平(tobufune)


丁寧に編んだ一冊の作品。
是非ご覧ください。

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tobufune5周年企画/第1回tobufune展「船と装丁」
「船と装丁」
2017年3月7日(火)〜19日(日)/12〜20時(最終日17時)/休廊なし
詳細 : https://www.facebook.com/events/409434166056813/
会場 : 神保町 gallery福果 http://www.gallery-fukka.com

「船と装丁」

夏に向けて、東京と福岡にて原作を担当した舞台の公演、銀座と荻窪、2ヵ所での個展、その他イベントなどなど、盛りだくさんを予定しています。
色んな事を企画して引っ張り出してくださる方々に感謝。
一つ一つの機会を大切にしてゆきたい。




3月。
数々のヒット本を生み出されてきている、tobufune主催のグループ展に参加します。
舟が象徴的に出てくる本をテーマにした展示。
私が描くのは、池澤夏樹さんの小説『夏の朝の成層圏
装幀はtobufune主宰の小口翔平さん。
早くも素敵すぎるデザインのご提案に心を高鳴らせています。



以下tobufuneより----------


5周年記念企画として来年3月に、神保町の小さなギャラリーで、第1回tobufune展「船と装丁」を主催します。
船が象徴的に登場する既刊の小説に、オリジナルのカバーを巻いて、原画とともに展示します。
装丁はすべてtobufuneが担当しますが、装画は素晴らしいイラストレーターの方々にご協力いただきます。
楽しい展示にしますので、3月にはぜひ神保町までお越し下さい。
次の5年もその後も、本が1冊でも多くの人に届くためのデザインを、考え続けてまいります。今後ともtobufuneをよろしくお願いいたします。


tobufune5周年企画/第1回tobufune展
「船と装丁」
2017年3月7日(火)〜19日(日)/12〜20時(最終日17時)/休廊なし
神保町 gallery福果
http://www.gallery-fukka.com

新年

遅ればせながらあけましておめでとうございます。
今年の年越しは奈良にて。
春日大社では樹齢800〜900年の御神木に出会えました。
滋賀では戦火を免れた美しい本にも。
色んな事を想う一年のハジマリ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。