3／31日ふと見上げた電波時計がくるくると回っていた。 くるくる、早いスピードで動いてゆくリキクロックは不気味で、 なんだか心が「ざわ」っとした。 『この時計がもう一周回るなら新幹線に乗りこもうか』 私にとっての東京って？ いつの日か帰ろうとする…

言葉を失っていた数日 ふと足元を見たら春が来ていた。数えきれない人の命が亡くなったのに私の鼓動は変わらず脈打っている。 この事がどうにも不思議で、日常を受け入れてはいけない気持ちになる。 帰れない日常を知った人たちの事を想っている。 ぬくぬく…

ダーティ・ワーク:/絲山 秋子 雪が降る/ 藤原 伊織 暗渠の宿/西村賢太 悪人/吉田修一 少年時代/池永陽(再読)オーロラの下で/戸川幸夫 そして、時折、少女詩集/寺山修治 相変わらず一貫性のない本たち。 一貫性があるのは、私が男性目線で本は読めない事と、…

年明けから取り組んでいた絵を納品。 『初めて絵を買ったよ』といって笑う嬉しそうな顔を大切に大切に胸に刻みました。 誰かの『初めて』になれるって嬉しいな。 きっとあの子は幸せにしてもらえる。 昨夜、２月２８日。東京の街が見渡せる神楽坂バーで少し…